暮らし
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理想の暮らしへのステップ~給与明細の見直し~

KGとUki
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KGです。

僕たち夫婦は、サイトタイトルにもある

「持続可能な暮らし」を目指して日々活動しています。

「持続可能な暮らし」の定義は、それぞれの社会的立場や考え方によって

十人十色だと思います。

しかしそれを実現するために、

必要なステップは共通しているのではないかと思います。

そしてそのステップについては、

北海道・札幌で

パーマカルチャー研究所を運営する

三栗祐己(Yuki Mitsukuri)さんに師事し、

現在学びを深めているところです。

そのステップの実行記録としても、

このブログから発信していきたいと思います。

自分の収入を確認する

まずは、一つ目。

今回は「給与明細チェック」です。

会社に勤めたりしていると、毎月給与をいただくことになるかと思いますが、

毎回明細チェック、されていますか?

僕の場合、控除額を差し引いた、いわゆる「手取り」金額を確認して、

「今月は残業も頑張ったな」とか「思ってたより少ないな」とか

毎月末が来ては一喜一憂する、という流れで終わっていました。

そして同時にいつも感じているのは、

「結構な額が控除で引かれている」という事。

でもこれも、改めて一つずつ控除の項目と金額をチェックすることによって、

「何が」「どのくらい」毎月の収入から差し引かれているのか

を把握し、自分の収入と社会に対しての支出を感覚的に把握することができます。

カテゴリー別にチェックしてみよう

①雇用保険

失業給付金や、育休給付金の元となる。

つまり、仕事ができなくなった際に、給付されるお金を、保険として毎月支払っているということですね。

仕事できなくなったら大変なので、これは重要だ、ふむふむ。

②健康保険

・病院に行ったときに保険証を提示すれば、

自己負担が3割で済むのは、ここを収めているから。

何かあった時に実費だと大変な支出になることもあるだろうから、

これも重要ですね。なるほど。

③介護保険

健康保険の介護版。

介護が必要になった時に、給付される保険。

万が一の時のため、ですね。

ちなみに40歳以降になれば支払い義務がある、というのは知りませんでした。

④厚生年金

年金です勤めていれば「厚生年金」、自営業であれば「国民年金」。

⑤所得税

所得に応じて国に納める税金。

人によって収入って違うので、

大きな金額の差が出そうな領域ですね。

⑥住民税

地方に納める税金。

僕の場合住んでいる南阿蘇村に納めていますが、

結構高いですね(汗)

控除は、社会保障のため

「これだけ稼いだのに、こんなに持っていかれるのか…」

なんて思うこともありますが、

こうやって改めて確認してみると

”自分に何かあった時のため”の保険だったり、

”公的サービスを受けるため”の税金だったりと、

当たり前ですが、

目的があって控除されているんですよね。

決して無意味ではない。

そのことが分かっただけでも、

来月の明細を見たときに、

納得感をもって眺めることができそうです。

やっぱりお金って、なんだかんだ必要な部分があるし、

暮らしには絶対に絡んでくるもの。

それをないがしろにしては、

「持続可能な暮らし」はできないのではないでしょうか。

しっかり自分たちのお金と向き合って、

そのお金を丁寧に、そして気持ちよく支払う

そんな流れができれば、

「持続可能」で「豊かな暮らし」が近づきそうです。

毎月の収支を確認すると同時に、

明細の「控除」もチェックしてみてはいかがでしょうか?

今回の参考図書はこちら

まとめ

「持続可能な暮らし」へのステップとして、お金と向き合うこと

そのために現在の収入や支出を把握すること

給与明細をチェックすること

「控除」は、自分のための保険であり、公的サービスを受けるためのものであること

Profile
宮本啓示
「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」の自給自足的ライフスタイルを模索し、2018年単身阿蘇へ移住。結婚を機に築70年の古民家を購入し、DIYでリノベーションをスタートさせる。 伝統建築・古民家由来の生活様式に魅せられ、日々の暮らしを発信中。古民家鑑定士1級。
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