イベント情報
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オンラインイベント、ありがとうございました!

KGとUki
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KGです。

昨晩のオンラインイベント、無事終了しました!

15名の方にご参加いただき、

「アニマルウェルフェア」や

「畜産の現状と課題」

「放牧と牛舎での育ち方の違い」

「消費者ができる行動とは?」

「大学生へのアプローチ」

などなど、参加メンバーからの質問も織り交ぜてトークさせていただきました。

今回はTikTokの動画を見て宝牧舎を知り、

今回のイベントに参加した、という方が多く、

何か「今の時代っぽい」流れだなあ〜と、感じておりました。

話題となっている動画はコチラ

@rice_media

食べられるために生まれた牛の幸せって…?考えさせられました… #tiktok教室 #動物 #ニュース

♬ オリジナル楽曲 – hanon📷 – hanon🌿📷

そしてまた、TikTokユーザーは若年層が多いこともあり、

学生さんの参加がとても多かったのが印象的です。

みなさん社会課題に関心を持ち、学び研究をしているのがひしひしと伝わってきて、

背筋の伸びる思いでした。(笑)

宝牧舎との出会い

私が元々宝牧舎に出会ったのは、大学4年生の頃。

休学してバックパッカーに飛び出し、

1年海外を周って帰ってきた後、

「人間らしい生活とは何か」を問う中で、

「移住」や「田舎暮らし」が頭にあった時期でした。

そこでたまたま見つけたのが、

「トカラ列島に移住しませんか?」というネット記事。

「トカラ列島ってどこやねん」からのスタートでしたが、

鹿児島と沖縄の間に位置するトカラの島々に、

短期的に滞在して、お試し移住をしてみるというものでした。

速攻で応募した私は、

当初中島という島に行く予定でしたが、

直前に台風で甚大な被害があり、

急遽「黒島」という島に変更になったことがきっかけでした。

そこの受け入れ先としてお世話になったのが山地夫妻。

鹿児島港から船で6時間、人口200人ほどの島で

「島暮らし」を体験するというなかで、

「牛飼い」の暮らしを経験させていただきました。

動物相手は当たり前かもしれませんが、

とにかく気が抜けない。

母牛が産気づいたら夜中でも様子を見に行って、

ケアをしてあげないといけない。

そして、

「肉としての価値を落とした牛は、産業廃棄物として処理される」という事実。

食肉として生まれ、食肉として死ぬ運命である牛たちを目の前にしながら、

食肉になれず殺される牛もいる。

「そもそも牛を食べる必要ってあるのか?」

とまで思わされた、

牛飼いの仕事の体験でした。

食肉のこれから

それから7年、

私は熊本に移住、

山地さん夫妻は

宗像を経て今は別府で牧場を経営されています。

世論的には「アニマルウェルフェア」や

「人工肉」が市民権を得始め、

食肉としての牛は、「環境破壊」や「地球温暖化の原因の一つ」とまで言われるようになってきました。

近い将来、牛肉を食べることは無くなるかもしれません。

でも、牛は生きている。

だからこそ今、

食肉としての牛、またそれに向き合う私たち人間の在り方が問われていると思います。

それをみんなで参加型で、

考えて行動に変えていこう、

というのが宝牧舎の存在意義ではないかと思っています。

イベント内で山地さんが

「課題山積」とおっしゃっていましたが、

その課題を解決するのは山地さんだけではなく、

私たち消費者の消費動向です。

「スーパーに並べられた肉の固定識別番号で牛の飼われ方や育てられ方がわかる」

という事実をご存知でしたか?

いかに私達が事実をしらないで普段消費しているか、という事を考えさせられた時間でもありました。

牛も人も、幸せになる社会。

今後も問い続ける必要があります。

〜お知らせ〜

宝牧舎さんが近日、

クラウドファンディングをスタートされる様です!

追って情報は公開されると思いますが、

興味ある方は覗いてみてはいかがでしょう?

宝牧舎のホームページはコチラ

Profile
宮本啓示
「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」の自給自足的ライフスタイルを模索し、2018年単身阿蘇へ移住。結婚を機に築70年の古民家を購入し、DIYでリノベーションをスタートさせる。 伝統建築・古民家由来の生活様式に魅せられ、日々の暮らしを発信中。古民家鑑定士1級。
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