ASOBOSHI
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時代の変化は、価値観の変化

KGとUki
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これを読んでいるほとんどの方が、

きっとスマホの画面から読んでいただいていると思いますが、

今やスマホは、ほとんどの人にとって

「なくてはならないもの」

になったのではないでしょうか。

SNS全盛と言われる今、きっとあなたも、

何かしらSNSを介して、僕たちのページを知ってくれたことでしょう。

こうして直接顔を合わせたことはなくても、

ネットを介して知り合ったりすると、

いざリアルであった時も全然違和感なかったりするんですよね(笑)

インスタでつながっている昔からの友達も、

何年も会ってないのに実際あっても久々感が無かったり。

すごい時代です。

そして、LINEやFacebookなどをはじめとするSNSによって、

通話料を支払うことはほぼなくなった、という人もいるかもしれません。

通話料を気にしながら長電話、ということもなくなり、

ネットさえつながれば、

いつでもどれだけでも人とつながることができるようになりました。

さて現在、KGとUKIは20代後半という立場ですが、

この年代の視点から見て、

「ここの価値観が変わったな」と感じることがあります。

それは、「モノの価値基準」です。

どういうことか?

僕たちが生まれたのは1990年代前半。

バブルが崩壊した後でした。

バブル期はめちゃくちゃ土地代が上がっていたとか、

給料が上がっていたとか、社会が明るかったとか、

勢いがあったとか、

バブル期のエピソードは「聞く話」であって、

実感もなければ、「そうなんだ」位にしか思わないのです。

そしてその後の現在に至るまでは「失われた30年」と言われ、

僕たちがドンピシャで生きてきたこの期間は、どうやら日本は幸せとは言えなかったようです。

でも僕たちにとってはこの状況がスタンダードなので、

「あの頃はよかったなあ」なんて思うこともありません。

でも逆に、僕たちを含めたいわゆる「若者」は、

めちゃくちゃ恵まれている、とも思います。

生まれたころにはパソコンやケータイの普及が始まり、

戦後でいう「3種の神器」も、生まれたときはすでにあって、

当たり前に存在するものでした。

先人たちの努力の恩恵を受け取っている世代

とも言えるかもしれません。

そんな中で、僕たちが感じていること。

モノやサービスの質も大事だけど、

そこに至るプロセスや、ストーリーもっと大事

という点です。

何か買おうと思った時に、

その売り手側の気持ちや経緯、背景やストーリー、想いを知ることで、

「ここならお金を支払いたい」と思えるかどうか

が、一つの価値基準としてできてきたように思います。

なぜそういう価値観になってきたかというと、

バブル崩壊からの経済の停滞もによって、

勢いでお金をじゃんじゃん出しまくっていた時代とは違い、

「お金の使い方」を考えるようになったこともあると思いますし、

モノがすでにあった年代にとって、便利なものはもうあるわけで、

「便利さ」にお金を使うというより、

その裏側やそれを買った後「どういう体験ができるか」を

考えるようになったからだと思います。

車のCM一つとっても、

「最高速度○○キロ!」とかより

家族と一緒に出掛けるシーンを入れたりして、

「これを買えばこんなことができるんだ」というイメージを売る。

極端に言えば、スペックよりも「それを介した価値は何なのか」が重要。

こんな風にして、

バブル崩壊、911テロ、リーマンショック、311震災、コロナ禍など、

「時代の節目」となるような事って、

まさに時代が変わっていく流れの中であって、

同時に価値観も変化しているんですよね。

時代が変われば、価値観が変わる。

大事なことなので2回言いました。

このコロナ騒動きっかけで、また大きく

価値観のシフトが始まったようにも思います。

「時代の節目」と「価値観の変化」

この二つを意識して、日々の暮らしにフォーカスしていきたいですね。

ではまた。

Profile
宮本啓示
「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」の自給自足的ライフスタイルを模索し、2018年単身阿蘇へ移住。結婚を機に築70年の古民家を購入し、DIYでリノベーションをスタートさせる。 伝統建築・古民家由来の生活様式に魅せられ、日々の暮らしを発信中。古民家鑑定士1級。
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