メディアは、伝言ゲーム
KGです。
さて今回は、いつもとテイストを変えて、
普段はnoteに投稿しているような、”マイオピニオン”的な感じでお送りしたいと思います。
あなたは、一日でどれだけの情報を得ていますか?
誰もがスマホを片手に生活をする現代、
テレビをはじめ、SNSやネットで情報を得ている人も多いと思います。
僕もその一人です。
僕の場合、テレビはほとんど観ませんが、
スマホアプリのニュース、ツイッター、フェイスブック、ユーチューブなどから
日常的に情報を得ています。
そしてそういった情報を得る生活をしていて、特に思うこと。
毎日、めっちゃ情報多い。
これに尽きます。
何かアプリを開けば、タイムラインが自動的に流れてきて、
しかも時系列ではなく、
普段自分がよく見ていたりするカテゴリーの情報が
優先的に表示されるようになっていたり。
つまり、興味がある分野や話題であれば
そのアプリを開いている時間も長くなるわけで、
必然的に他の関連する情報なども入ってきますよね。
そうやって、どうでもいいツイッターの書き込みとコメントの応酬を
追って深夜の時間を潰し、睡眠の質を落としてしまったり、
ネガティブなニュースを目にしては
そこからコメントや書き込みを見てさらに気分が下がったり。
自分から、情報の波にのまれに行ってるようなもんだと思うんですね。
情報は、伝言ゲーム
そもそも、僕たちが受け取っている「情報」というのは、
僕たちが直接見たり聞いたりしたわけではなく、
情報ソースを持った人から、
何度も何度も色んな人達へ言葉や映像や音声を介して
色んなエッセンスが加えられたり、逆にそぎ落とされたりして、
初めて僕たちの元に届いていると思うんですよ。
まさに伝言ゲームな訳です。
まず伝言のテーマとなる文章があったとして、
それを一人ずつ回して、最後の人まで正確に伝わるかどうか、
というのが伝言ゲームですが、
メディアも往々にして同じで。
たいてい、最後の人にはちょっとニュアンスや言葉が違ったり、
途中の人が全然違う言葉に変換して伝わってしまっている。
こういう状況が、現代の情報社会だと思うのです。
ロシア・ウクライナ関連に思うこと
今世間的にはこの話題が一番大きいと思いますが、
多くのメディアは
「ロシア、プーチンがウクライナをいじめている」
ような報じ方をしている印象です。
果たして、本当にそうなのでしょうか。
それは、フラットな視点からの中立的な情報なのでしょうか。
どうも僕には、
ウクライナや欧米諸国からの目線で見た、ロシアの視点にしか見えないのです。
「喧嘩両成敗」という言葉がありますが、
もちろん戦争は望ましいものではない。
お互いの正義感と正義感のぶつかりあいの中で、
僕らは「ロシアから見た情報」に触れられているのか。
お互いの立場や言い分を見れているのか、理解できているのか。
メディアという伝言ゲームによって、
末端情報を得る立場にある僕たちは、
真実を知らされているのでしょうか。
そういった意識で、情報に触れる必要があると思います。
煽りを煽りだと思えるかどうか。
情報にも、断捨離を
僕たちは、明らかに情報に触れすぎです。
それも不必要な情報も多く、
それらによって気分が下がったり、大事な命の時間を削ったりしている。
そんなことをしている時間がもったいない。
毎日”無駄な情報”に触れている時間を、
自分の家族のために使ったり、
勉強する時間にしたり、
読書する時間にしたり、
楽しいことをする時間にしたり、
目の前を味わう時間にしたり。
時間を「変換」できると思うのです。
そうすれば、余計な情報に触れて余計な感情の揺さぶりを受けなくて済むし、
目の前の「いまここ」に集中できるようになると思います。
物の断捨離ももちろん必要ですが、
情報の断捨離も、していきましょう!