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“シンプルライフ””ミニマリスト”を目指す人へ。

KGです。

今日は、書籍のご紹介を。

今これを読んでくださっているあなたは、もしかしたら

「スローライフ」

「シンプルな暮らし」

「持続可能な暮らし」

「ミニマル」「エシカル」

「パーマカルチャー」

「半農半X」

などなど、上記のようなワードを見ると「おっ」と反応したのではないでしょうか。

上に挙げたようなワードをよく考えたり、耳にしたりするあなたには、

この本をおススメします!

「農的な暮らし」を夢見て

僕がこの本に出会ったのは5年前。

「シンプルな生活がしたい」「農的な暮らしがしたい」と

考えていた僕がたまたまSNSで上がっていたこの本を目にしました。

当時は離島に暮らし始めてお米や野菜を作る暮らしをしていましたが、

お米は普通に作れば「買った方が安い」状態、

野菜も生産量を上げていかないと収入にはなっていかない、

理想的なライフスタイルを求めてやり始めたことが、

結果的に理想と現実のギャップを思い知らされ始めていた、そんな時期でした。

ちょっと値段はするけれど、タイトルの感じも好きだし、

なんだか読んだ方がいい気がする…という理由で買ってみました。

本の内容

実際の本の内容としては、

ざっくりまとめて「シンプルライフ」を求めて生きる著者が、

まさにそういった暮らしを実現している人々に直接会い話を聞くノンフィクション。

「僕たちは不完全な人間として、壊れた世界をなんとか直せないと頑張っているんだ」
本書に登場するイーサンは言う。

気候変動、人種差別、種の絶滅、貧困、戦争といった世界の現実を前にして無力感を日々感じている人は多い。


この壊れかけた世界で、どうすれば破壊に加担せず、

少しでも世界をいいところにしていく生き方ができるか?


人生を探す旅に出発した著者がすぐに気づいたのは

現代社会を支配する巨大なジレンマだった。


壊れかけた世界を作り出しているのは他ならぬ僕ら自身だというジレンマ。


「トルストイのジレンマ」と名付けられた巨大な矛盾。


「政府や企業に権力が集中することによりもはや人間がしうる仕事のほとんどが戦争なり、

農地の破壊なり、大気や水の汚染なり何らかの形で人類の破滅を早める活動に加担する事になっている」

このような内容の文章を読んで、

「もはや、人間が生きていくこと自体が環境破壊なのか?」

と愕然とさせられたのを覚えています。

でも、そんな状態にしたのが人間であれば、元に戻すことができるのも人間だと思う。

農業に携わって、

日々草刈りや除草剤や殺虫剤を撒くような事をしているうちに、

「農業=環境にやさしい」イメージがあったけど、

「農業が先だって地球の環境破壊をしているんじゃないか」と葛藤するようになっていた矢先の本だったので、

当時の心境ととてもリンクしたのを覚えています。

この本から得た”勇気”

この本に登場する人たちは、みんな思いをもって、

強い信念の元、それぞれの暮らしを営んでいますが、

著者はそのストイックさに面くらい、「自分も実現したいけど、想像を絶するくらい大変だ」とも本の中で感じています。

僕は、そんな著者に感情移入する部分もあり、

「きっと著者のように、理想の暮らしを描きつつ、

目の前の暮らしをするので精一杯な人たちはたくさんいるはずだ」と感じました。

でも逆に、「想い」は共通している人たちが多いなら、

あとは小さくても「行動すること」が大事なんだと思います。

登場する家族や人たちも、実際新年をもって暮らしていく中で、

どこかで社会と接点を持ち、程よく関係性を気づいていく必要性に迫られてもいる。

みんなどんな暮らしをしようが、どのステージにいようが、

「悩みは存在する」という事実に、少し勇気をもらいました。

「どこでもどんな状況でも悩みが生まれるなら、とことん理想を追求した方がいいじゃないか」と。

昨日より今日、今日より明日。

世の中が、社会がよくなることを願い、自分にできることを小さくてもやっていく。

これが積み重なっていくと、

社会のムーブメントになって、本当に皆「理想」に近づいていく、そんな気持ちにさせられます。

ぜひ、「シンプルな暮らし」「理想の暮らし」を考える人は読んでみてください。

 

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Posted by KGとUki